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教えて!よ防さん

Yobousan

教えて!よ坊さん・75「お口の状態に合うケアを」

q お口のセルフケア用品はどう選んだらいい?
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食べる、飲む、笑う、話す……。欠かすことができない機能を持つお口について、私たちは毎日、何らかのケアをしています。お口のセルフケア用品として、何種類くらい思い浮かぶでしょう。歯ブラシ、歯磨き粉、フロス(糸式ようじ)、歯間ブラシ、洗口剤、舌ブラシなど。介護用のものも含めると、かなりの種類になります。歯科医院やドラッグストア、あるいはオンラインストアで購入することが多いと思います。 歯科医院ではそれぞれのお口の状態に合わせて、どんなものがいいか専門的なアドバイスを受けることができます。歯科医院でしか扱っていない仕様のものもあり、より特化した選択が可能です。一方、ドラッグストアやオンラインでは手軽に購入できます。また、選択肢が豊富で、定番商品や流行商品が手に入りやすく、幅広い価格帯のものがそろっています。どこで買うにしても、それぞれにメリットがあると思います。 お口のケアの目的はさまざまです。乳幼児の口腔(こうくう)機能の獲得のほか、むし歯、歯周病、口臭、高齢者のごえんせい肺炎などの予防にとても有効です。また、口腔内を清潔に保ち、見た目や快適さを向上させる健康の維持にも不可欠です。お口のセルフケアは毎日続けることが重要です。自分のお口の状態や目的に合った効果的なケア用品を選んで、毎日の習慣にしていきましょう。どんなお口のセルフケアが必要かを確認しておくことも大切です。ぜひ、かかりつけ歯科にご相談ください。 <回答=京都府歯科医師会・広報室員 冨井明子> ※「よ坊さん」は日本歯科医師会のイメージキャラクターです。 「毎日新聞京都版・令和7年7月18日」