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教えて!よ防さん

Yobousan

教えて!よ坊さん・59 「歯周病から全身へ影響も」

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結局歯周はどんな病気ですか?

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歯周病は歯を支える顎の骨が壊されていく病気です。歯や歯肉にたまった歯垢の中にいる歯周病菌が炎症を起こします。現在国民の8割が歯周病だと言われており、歯を失う主な原因の一つです。
歯周病には大きく細菌因子、環境因子、宿主因子、外傷性因子という4つの危険因子があるとされています。細菌因子は歯周病菌です。環境因子は生活習慣の乱れやストレス、喫煙などです。宿主因子は自身の体質や抵抗力の低下がそれに当たります。外傷性因子は歯に負担のかかるかみ合わせや歯ぎしり、食いしばりなどが当てはまります。これらの因子が重なれば歯周病になりやすく、悪くもなりやすいです。
また、歯周病はさまざまな疾患と関連しているとされています。糖尿病、狭心症・心筋梗塞、肺炎(誤嚥性性肺炎)、早産・低体重児出産などへの関連は、我々も周知を進めています。他にも近年関係があるのではないかと考えられ、研究が進められている疾患が多数あります。
歯周病の怖いところは、単純に歯を失うことによる弊害に収まらないところです。近年は感染症を気にして、通院を控えられた方もいるでしょう。自身の体の健康のために、今一度歯周病に目を向け、適切な歯磨き、歯科医院での定期的なメンテナンスを心がけてください。

                                                     京都府歯科医師会広報室員 大澤直也