お知らせ

　平成27年12月17日(木)に京都市立病院において病院内で、がん患者さまの診療に携わる医療従事者に対し、京都市立病院に隣接する下京・中京・右京・西京の歯科医師会主催で、がん患者さまへのお口のケアの重要性を知っていただく講演会を開催しました。

　一人目の講師は京都府立医科大学附属病院歯科部長の金村成智先生で、「がん診療における周術期口腔機能について」と題し、がん患者さまのお口のケアの重要性についてご講演いただきました。

　また、二人目の講師は下京歯科医師会の本多易史先生で、「周術期口腔管理」と題し、周辺の歯科医療機関との連携方法についてご講演いただきました。

　当日は医師・看護士を含め市立病院関係者は50名、4地区歯科医師会からは16名の先生方が参加しました。

　お口のケアを手術の前後に行うことにより、予後が良くなり退院が早くなることが研究結果として出ています。今後は京都市立病院とその周辺地区の歯科医師会が協力し、入院患者さまが一日でも早く回復されるよう、お口のケアを増進していきたいと思います。