お知らせ
news
令和6年度 大山崎町 「歯のひろば」
掲載日:2024.07.16
6月1日(土)午後2時より大山崎町保健センターにて令和6年度大山崎町「歯のひろば」が開催されました。内藤会長による挨拶では「歯のひろば」が、来場者の歯とお口の健康を守るための、またその大切さを知るきっかけとなれるように、とのお話がありました。その後、前川大山崎町長の挨拶があり、開会となりました。
今回の歯のひろばでは「歯・お口のチェック」「口臭、咬合力測定」「口腔機能低下症チェック」などのコーナーが設けられました。また、今年度のテーマ、「フッ化物によるむし歯予防」と「大災害に備える、口腔ケアグッズ紹介」を掲げて2枚の会場掲示用ポスターを作成。昨年、一昨年に作成したポスターとともに展示しました。
この中での「口腔ケアグッズ紹介」は歯科衛生会乙訓支部の方々の協力によるもので、大災害時への備えとして準備していただきたいグッズを展示し、それについての説明が行われました。また、ワックスペーパーを“折り紙“して紙コップを作る方法も紹介され、来場者が実際に紙コップづくりを体験されました。なお、水分が浸透しないワックスペーパー製の紙コップが非常時には有効とのことでした。
「歯・お口のチェック」ではかかりつけ医がなく、特にご自身で受診を必要とされていない方などに改めて口腔内メンテナンスの必要性を理解していただく場となりました。また、口唇周囲筋肉の衰えをチェックする「パタカラ体操チェック」では「パパパパ!」と元気な声が響き、ご自分の想定を上回る結果に顔がほころんだり、想定を下回る結果に苦笑いされる姿が見られました。
またもう一つの歯科衛生士会のコーナーでは、小さなお子さん方を対象とした「むしばよぼう」の講話が開催時間中に3回行われ、各回とも大きなカバの可愛いイラストを用いた楽しいお話に親子共々熱心に耳を傾けておられました。また、乙訓保健所にもご協力いただいての「体験コーナー」では、自分の足腰の状態をチェックする「ロコモ度テスト」や骨密度測定など、多職種にも参加いただけたことにより、盛りだくさんのコーナーを設けることができました。そして、それぞれの場所では熱心に質問される姿が見られたり、笑い声があちこちで聞こえるなど会場は賑やかで楽しい雰囲気に包まれました。
今回は大人69名子ども41名合計110名の来場者があり、大盛況の下午後4時半に終了しました。
最後になりましたがご協力いただいた先生方、歯科衛生士会、乙訓保健所、行政スタッフ、グラクソスミスクラインのスタッフの皆様、誠にありがとうございました。来年もよろしくお願いたします。