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大山崎町「歯のひろば」

掲載日:2023.12.28

活動報告

11月18日㈯2時より寒風の中、大山崎町保健センターにて令和5年度大山崎町「歯のひろば」が開催されました。内藤会長の挨拶に続き、前川光大山崎町長による挨拶では「体の健康は歯から」という言葉をいただきました。新型コロナウイルス感染症の影響下で実に4年ぶりの「歯のひろば」開催であり、また開催時期も11月という時期的にも初めての試みであります。

今回は「歯・お口のチェック」「咬合力測定」「口臭測定」「口腔機能低下症チェック」などのコーナーが設けられました。「歯・お口のチェック」ではかかりつけ医がなく特にご自身で受診を必要とされていない方などに改めて口腔内メンテナンスの必要性を理解していただく場となりました。また「咬合力測定」「口臭測定」「口腔機能低下症チェック」ではご自分の想定を上回る結果に顔がほころんだり、想定を下回る結果に苦笑いされる姿が見られました。歯科衛生士会にも協力いただき「顔の筋肉を動かしましょう」というテーマでポスターや顎模型を用いた講演をしていただきました。しっかり咬むことはもとより、顔の筋肉を動かすことが脳の発達やがん予防にもつながるというお話に参加者は熱心に耳を傾けていました。加えて、今回は乙訓保健所にもご協力いただき身長、体重測定や健康相談なども行われました。

お帰りの際、アンケートにお答えいただいた参加者にはグラクソスミスクラインより提供していただいた歯磨剤を、また子どもたちには当会が準備した好評のガチャガチャや行政からのプレゼントのミニ絵本、カプセルトイなどがお土産として渡されました。

今回の「歯のひろば」は大人23名、子ども10名、計33名の来場者という残念な結果でした。来場者低調の理由として、新型コロナ感染症が5類に移行したとはいえインフルエンザの流行や急激な気温低下、初の試みである11月開催という時期的な問題があったと考えられます。しかし来場者が少なかった分、一人ひとりやご家族とじっくりお話が出来、密にチェックすることが出来るというメリットもあります。その点では、口腔内に関心をもってもらうという本来の「歯のひろば」の目的は十分果たせたのではないかと思います。今回の反省点を踏まえて来年はより沢山の方に来場していただけるような催しにしたいと考えております。
最後になりましたが、ご協力いただいた先生方、歯科衛生士の皆様、乙訓保健所、行政スタッフの皆様、グラクソスミスクラインスタッフの皆様、誠に有難うございました。来年もまたよろしくお願いいたします。