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「コロナは災害?」 ~第3回中京区多職種・市民合同研修会~

掲載日:2022.02.16

オミクロン株がまだまだ猛威を振るっている中、「中京区多職種・市民合同研修会(この町で最後まで暮らしつづけることを考える会)」が、令和4年2月12日(土)午後2時から開催されました。当初はハイブリッド形式で予定されていましたが、まん延防止等重点措置が発令中のこともありWEB配信で行われました。

 

この研修会は当初から「災害」を大きなテーマに掲げており、1回目は東日本大震災を2回目は熊本の豪雨や地震を経験された先生方をお迎えしてその後経験をお話しいただき、大きな自然災害とは無縁と言われるここ京都でも日ごろからどのようなことを考えておくべきかを、地域の方々も交えて(巻き込んで?)話し合っていく会とし、中京薬剤師会、中京区在宅医療・介護連携支援センターとの共催で続けています。

 

3回目を迎えた今回のテーマは「コロナは災害?」。連日テレビや新聞では「災害級の感染拡大」とか「医療現場は災害級」と報道されていますが、何が「災害級」なのかを、実際にコロナで自宅療養われている方のところに訪問して活動されているお二人の先生にお話しいただきました。

 

まず最初は京都市域京都府地域リハビリテーション支援センターの清水真弓先生(理学療法士)は、実際に自宅療養されている方のところでどの様な活動をされているのか、またそこで経験されたことを通して、「コロナフレイル」に焦点を当てて詳細に解説いただきました。コロナ禍では41%の高齢者の外出頻度が著明に低下しており、「バランスよい食事ができていない」「買い物に行けずに食材が手に入らない」などの問題があり「食生活の乱れ」が生じている。また、「同じことを何度も聞いたりする」「物忘れが気になったりするなどを感じている方が令和3年5月からの半年で約2倍に増えたとのお話しもされていました。そして、コロナによる自粛や隔離生活はある意味「2次災害」であり、何よりも一人で悩まないようにすることが大切と力説されていました。

 

続いてのお話しは渡辺西賀茂診療所の松木さなえ先生(管理栄養士)が「もし自宅待機になっても、避難生活になってもあなたは大丈夫ですか?」と題して、日ごろからどのようなことに気を付けて「備え」が必要かを「栄養」という視点から詳細に解説していただきました。実際にコロナで自宅待機になっても保健所から連絡があるまでに数日必要であったり支援物資がなかなか届かないということはマスコミでも報じられていますが、そのような時に、少量しか食べるものがない時にどのようのものから優先的に摂取すべきか、宿泊療養施設に持っていくもの、そして「こんなものはテンションが上がるかも」みたいな食べ物も紹介していただきました。

 

 

 

休憩をはさんだ後半は、6つのグループに分かれてグループワークを行いました。コロナ禍で困っていることや、地域として、組織として取り組んでいることを紹介し、アフターコロナを見据えた取り組みなどについてもいろいろと意見があり、いろいろな立場の方の意見を聞くことで日々の生活や診療にも大変参考になることが多く勉強になったと思います。

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