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KISA2隊 守上佳樹先生、ご講演ありがとうございました。

掲載日:2022.03.03

活動報告

 

令和4年2月25日(金)の診療後、よしき往診クリニック院長 守上佳樹先生を(リモートですが)お迎えし WEB配信にてご講演いただきました。 演題は「自宅療養者をまもれ!広域コロナ往診チームKISA2隊の最新情報」です。

 

KISA2隊の活動はMBS情熱大陸でも放映されました。コロナ感染症により患者さんが亡くなられていくのを目の当たりに、このままでは多くの命が失われる。自宅のベットをコロナ病床にすると活動を始めた。現在、よしき往診クリニックには30数名のドクターが在籍する大きな診療所となったが、ゼロからひとりで始めた時、コロナ禍においても目の前の患者さんを救うことに変わりはない。24時間365日100%患者さんを受け入れる。先行事例のない困難なミッションであり、せめてネーミングはユーモア交じりにとKISA2隊とした。コロナ対応の中心は地域の基幹病院、その間を縦横無尽に動き病院の負担を軽減する。入院までのつなぎではなく、在宅で点滴、高圧酸素療法、抗体カクテル療法まで行い、診る患者さんは京都市のコロナ病床10%に相当する。賛同いただくクリニックや訪問看護ステーション、タクシー会社や酸素吸入器メーカーは増え、活動範囲は広がり、京都市のすべての区をカバーリングできている。摂食困難患者に対し口腔ケアを実施、経口摂食可能になり著しく快方に向かった事例もあり医科歯科連携の重要性を感じている。大阪市、奈良や滋賀にも輪は広がり、京都発のKに変わりはないが、KANSAIのKにもなった。

 

コロナ感染症は人とウイルスの戦いのはず、ところが保健所とつながらない、ドクターが動いてくれないなど なぜか人と人の戦いになっているように思う。ウイルス同志は仲良く手を組んでせめてくるので人類側も連携して立ち向かうことが必要ではないか。メディアの取材、他あらゆる講演依頼は断ることなく全て受け入れるつもりで、正しく活動を取り上げてもらい透明性高く自分たちの活動を発信したいと考える。10年後20年後コロナ感染症との闘いが評価される日が来ると思うが自分たちは胸を張って頑張った話ができるよう熱い気持ちを忘れず次の波に備えたい。

 

 

第6波の真っただ中、多忙極まりない時期のご講演にも関わらず快くお受けいただき、コロナ感染症治療の最前線やKISA2隊の現状を非常にわかりやすく解説いただきました。歯科医師として患者さんの口腔ケア等なにかのかたちで協力出来たらと考えています。ご講演、ありがとうございました。

 

過日に放映されました情熱大陸は、特別にYouTubeで視聴可能になっています。