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いざというときは『かかりつけ医』!を受講しました。
掲載日:2019.08.08
令和初の台風接近であいにくの天候になった令和元年7月27日(土)午後2時から、
京都府医師会館で京都市中京区在宅医療・介護連携支援センター主催の「区民公開講座」が開催されました。
今回のテーマは「いざというときは『かかりつけ医』! 『かかりつけ医』の大切さを知ろう」。
俵良裕センター長(中京東部医師会長)のあいさつに続き、
京都府立医科大学附属病院看護師の肥後直子先生の「自分が選ぶ医療を受けるために」と題した講演がありました。
勤務されている病院を受診されている患者さんとのやり取りから、大病院と地域のクリニックの役割を比較しそれぞれの特徴や問題点を解説され、両者をつなぐためにどのように考えられ配慮されているかをお話しになりました。
単に事務的にかかりつけ医を探すだけでなく、ひとりひとりが自分のキャラクターに合った「かかりつけ医」を探すことが大切であることを力説されていました。
後半は向日市で開業されていて京都府医師会理事の角水正道先生が「いざというときはかかりつけ医」と題して講演されました。
先生が目指されている「かかりつけ医」とはどのようなものか、「かかりつけ医」になるための「作戦」なども披露され、患者さんとのやり取りなどを交えながら時にはユーモアたっぷりにお話しされました。
医師が果たしておられる役割と私たち歯科医師とは異なることは多いとは思いますが、「地域包括ケア」の中では相通ずること、参考になることが沢山あるような気がしました。
最後に「かかりつけのお医者さんにもっと相談しましょう」「かかりつけ医はご本人の気持ちをしっかりと受け止め、多職種とも相談しできるだけそれがかなうように考えます」「そしてよい関係性ができれば、それがかかりつけ医です」と訴えられていましたが、私たち歯科医師が果たさなければならないことと相通ずることがあるように思いました。