伏見歯科医師会

伏見歯科医師会の活動報告

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第一回学校歯科部・学術部共催講演会

掲載日:2017.07.11

第一回学校歯科部・学術部共催講演会

6月24日(土)京都市伏見歯科医師会館にて第一回学校歯科部・学術部共

催講演会が開催された。会員、スタッフ、他群市区より参加いただいた会員

合わせて募集当初の定員45名をはるかに上回る59名の参加者で会場は満員

となった。 講師として、東京都世田谷区で高橋矯正歯科を開院されている

高橋治先生、高橋未哉子先生ご夫妻をお招きし、『口腔筋機能療法(MFT)の

実際 〜機能と形態の深い関係〜』という演題でご講演いただいた。

歯列・顎骨の成長発育は、両親から受け継いだ遺伝的要因と、咀嚼・嚥下・

発音・呼吸・習癖・姿勢・栄養などの環境的要因により影響を受ける。環境

的な要因は日常生活の中で改善可能なことが多く、口腔筋機能療法(MFT)

は歯列を取り巻く筋肉の機能改善を目的とし、矯正歯科臨床で改めて注目を

浴びているのみならず、近年では高齢者の摂食、嚥下におけるリハビリ等の

領域などでも注目を浴びている。そのMFTの一部、咀嚼訓練をガムやクラッ

カーを使って体験し、前歯部や臼歯部等の咀嚼部位の違いや、咀嚼、嚥下時

の頭位(姿勢)により、舌や口腔軟組織の動きが全く違うことを実感した。

MFTの基本レッスンの最終目標は「鼻で息、舌は上あご、歯を離す」で、日

常化することがゴールとなる。

講演の中で、MFTにより歯列形態が自然に改善された症例や、矯正治療後20

年の長期安定症例を写真や動画で提示いただき、機能と形態の深い関係につ

いて再認識することができる有意義な時間となった。

 講演後の質疑応答では、会場から多数の質問、意見があり、機会があれば

MFT講演だけでなく実習付の講習会の開催を望む声も挙がる中、盛況裏に学

校歯科・学術講演会を終了した。 ご参加いただいた先生方、スタッフのみ

なさん並びに講演会をご準備いただいた関係会員の先生方、ありがとうござ

いました。

合同学術後援会開催【平成28年12月11日(土)】

掲載日:2017.01.16

学術講演会4 (320x181) 学術講演会3 (183x320)

 

 平成28年12月11日(土)に龍谷大学響都ホール校友会館(京都アバンティ9F)にて京都府歯科医師会3地区歯科医師会の合同学術講演会が行われた。この講演会は京都府下、下京・南・伏見3地区歯科医師会における初めての共催講演会で~口呼吸が全身の健康に及ぼす影響~として、みらいクリニック院長 今井一彰先生、保田矯正塾主催 保田好隆先生をお迎えして開催された。

収容人数350人の龍谷大学響都ホールは歯科関係者でほぼ満席の状態となり、本講演会に対する関係者の関心の高さがうかがえた。

午前9時より会場受付開始、9時30分より開演となった。司会は下京歯科医師会学術担当理事の廣瀬俊司先生、開会の辞は下京歯科医師会会長の西村朋浩先生により行われ、午前の部の今井先生のご講演が開始となった。

「慢性炎症と口呼吸が体に与える影響」との演題で、ご自分の様々な症例を交えてお話しされた。

今井先生のクリニックに来られるいわゆる難病とされる慢性疾患の原因の多くが口呼吸に原因があるとして「あいうべ体操」を行うことにより改善された症例を多数紹介された。自己免疫疾患である関節リュウマチ、アトピー、掌蹠膿疱症などを「あいうべ体操」「口テープ」などで改善された症例の写真を提示されると会場からは多くの感銘の声があがった。口呼吸の種類は鼻声口呼吸、口腔性口呼吸、その他の3種類に分類され、特にその他に分類されている習慣性呼吸、睡眠態癖、についての重要性についてお話しされた。

「あいうべ体操」の指導方法について患者さんに実際にどのように行っていただくかの具体的な方法までお話しされ、我々が常に行っている歯ブラシ指導についても「やる理由」を言っても無意味であり、「やらない理由」をつぶすことが大事であると言われた。

つづいて病巣疾患について現病巣が口腔内のわずかな、局所に症状の現れないペリオ・根尖病巣が、根尖病巣が遠隔の臓器に重大な症状を引き起こすことがある、いわゆる歯性病巣感染について実際の医科で行われるCRP等の検査値が歯科治療によって劇的に改善されることも示された。

命の入り口である口の炎症の管理を行うことが全身の健康管理に最も重要であることを説かれ、我々歯科医師の日常の治療行為が結果としてどれほど患者さんの全身的な健康に貢献できているかを認識することができ、明日からの診療に対しての意識を変えるようなインパクトのある内容であった。

2時間の講演はあっという間に終わり昼食の時間では会場の外に設営された業者ブースでも賑わいが見られた。

午後の講演では保田先生より「口呼吸はわざわいのもと、拡大は健康のもと」として、口呼吸のデメリットと鼻呼吸のメリットについて、論文などの裏付けをもとにご講演がなされた。

またセファロなどから低位舌について話され、低位舌の結果、歯列弓が狭窄して口蓋が深くなり鼻腔の狭窄により鼻中隔が湾曲する起こるメカニズムについて話された。

それらの改善方法としてスケルトンタイプの拡大装置についての解説があり、拡大の時期や、それに対しての下顎の拡大方法などを話され、中でも新しい所見としてスケルトンタイプにマイクロインプラントを応用することによって年齢に関係なく大人でも上顎骨の拡大をすることが可能になったとご自分の学会発表の内容を示しながら話された。

最近において矯正治療のⅠ期治療は無意味であるとの一部報道があったが、その人の将来の健康を考えるうえで矯正治療は大切な治療であると話され、この上顎の拡大治療は将来の大きな病の原因を取り除くことができるので歯列矯正はいつでもできるが上顎の拡大はなるべく早い段階で行うべきだとの考えを話された。具体的にスケルトンタイプの設計や使用方法も話され、とても簡単な治療で誰がやっても大きな結果が出ることから、是非とも一般歯科の先生にも取り組んでほしいと話された。

「歯科医療は人々の健康に豊かな人生を与えることができる。我々の仕事は人々の健康作りの担い手として価値のある仕事である。」との励ましのお言葉をいただきました。

その後、5分の休憩をはさんで司会を南歯科医師会の大崎裕先生にかわり今井先生、保田先生と南歯科医師会会長の長谷川一広先生の3人でシンポジウムが行われた。30分の短い間であったが多くの質問について本日の講師お二人にご回答頂いた。

伏見歯科医師会会長の織田和博先生による謝辞の後、講演会は盛況のもとに閉会となった。

京都市休日急病歯科南部診療所閉鎖のお知らせ

掲載日:2015.05.29

伏見歯科医師会は、京都市からの委託事業として38年にわたり運営してきました『京都市休日急病歯科南部診療所』を、6月28日(日)の診療をもって閉院いたします。京都市からの意向で、中央診療所へ統合されます。
京都市休日急病歯科中央診療所 (075-812-8493)
京都府歯科医師会口腔保健センター
(JR二条駅・地下鉄二条駅)

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