教えて!よ坊さん

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教えて!よ坊さん・42 あごのゆがみ 治すには?

掲載日:2022.10.21

Q 

 あごがゆがんでいてかみにくいのですが、治す方法はありますか?

A

あごのゆがみには上あごと下あごの前後的な位置異常(受け口や出っ歯)、あご先が左右どちらか
へずれている顔の非対称などがあり、専門的にはこのようなあごのゆがみを総称して顎変形症といいます。このような場合、矯正治療と手術を組み合わせる顎矯正治療で治すことができます。
顎矯正治療の対象であるかを調べるには、矯正歯科を受診して歯型をとりレントゲンを撮影した上で診断を受ける必要があります。
顎矯正治療の流れとしては、まずかかりつけ歯科医院でむし歯や歯肉炎などの検査をして必要な治療を行い、顎矯正治療を行う上で必要であれば抜歯をします。次に矯正歯科で手術前の矯正治療を行ってからいよいよ手術になります。手術には上あご、下あごそれぞれ複数の方法があり、状態に合わせて手術方法を選択します。手術は全身麻酔で行い、大体2週間程度の入院が必要です。手術後はかみ合わせの微調整や経過観察を行います。
治療は健康保険で行うことができ、高額療養費制度も使うことができます。顎矯正治療を行う場合の注意点として、治療期間が2~3年と長くかかることや、手術前の矯正治療中は一時的に治療前よりもかみにくなり、一時的にあごの変形がより目立つ時期があることが挙げられます。
また手術後には顔の腫れや痛みがあったり、思うように話せなかったり食べられなかったりといった
ストレスもありますので、治療を開始するまでに担当の先生とよく話し合い、納得した上で治療を始めることが大切です。

 

                        京都府歯科医師会広報室員 花井 眞希

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