教えて!よ坊さん

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教えて!よ坊さん・14 食べこぼし、早めの対応を

掲載日:2020.06.19

Q

 父親が最近、食事中に食べこぼすことが多くなりました。大丈夫でしょうか?

A 

 食事中の食べこぼし、気になりますよね。この他にも、固いものが噛めない、よくむせる、滑舌が悪い、お口の中が乾燥するといった症状はないでしょうか?これらの症状は「オーラルフレイル」と呼ばれ、歯やお口の働きの衰えで、老化のはじまりを示すサインです。

 さらにお口の機能の低下により、噛めない食品が増えることで、食への欲求や関心が減少し(心身機能の低下)、滑舌が悪くなることで、家族や友人との会話や外食がおっくうになり、自宅でばかりで食事をするようになります(社会性の低下)。

 オーラルフレイルは、健康と機能障害との中間にあり、そのまま放っておくと要介護認定のリスクが2.4倍、死亡のリスクが2.1倍に高まるという報告があります。逆に、早めに気づき適切な対応をすることで健康に戻ることができます。そのためには、歯を失う大きな原因である歯周病やむし歯のケアが大切です。そしてよく噛んでバランスの良い食事をとり、よくお話をしてください。歯科医院では、歯周病やむし歯はもちろん、お口の衰えである口腔機能の低下もチェックすることができます。日々のセルフケアの際には、ささいなトラブルを見逃さず、かかりつけの歯科医院で定期健診を受けることをお勧めします。

京都府歯科医師会 広報室室員 森下徹

 

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