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教えて!よ坊さん・13 歯周病はウイルス感染に注意

掲載日:2020.05.26

Q

 歯周病と、インフルエンザなどのウイルス感染には関係があるのですか。

A

 歯周病は細菌が、インフルエンザはウイルスが、それぞれ引き起こします。原因が異なりますが、関係があることがわかっています。

 まず、お口の中に歯周病の細菌が多いと、その細菌が出す酵素や毒素によって、気道の粘膜を守っている粘液が破壊され、炎症を起こします。そこから、インフルエンザのウイルスが体内に侵入しやすくなります。

 いわゆる「口呼吸」をしている方も空気中のウイルスに感染しやすいので注意が必要です。通常の鼻呼吸では、

鼻毛や鼻粘膜の組織がフィルターとなり、きれいな空気が体内に取り込まれます。鼻呼吸は天然のマスクとも言えます。一方で、口呼吸の場合じゃフィルター無しで直接外気が入り込むため、ウイルスが体内に侵入しやすくなります。   

 したがって、お口の中が汚れていたり、口呼吸をしていると、インフルエンザをはじめとするウイルスに感染しやすくなるのです。感染予防の観点からは、「うがい」「手洗い」だけでなく、「毎日の口腔ケア」や「鼻呼吸」も効果があると言えるでしょう。

京都府歯科医師会 広報室室員 新田陽平

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