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教えて!よ坊さん・12 ドライマウス緩和にマッサージ

掲載日:2020.04.16

Q.

 ドライマウスとはどんな症状なのでしょうか。また、どのように対処すればよいでしょうか。

A.

 ドライマウスとは口腔乾燥症の症状の一つです。特に高齢者に多い症状ですが、何らかの口の乾きを感じている人は推定で約800万人いると考えられています。健康な大人の場合、一日約2リットルぐらいの唾液が口の中に出てきますが、ドライマウスはさまざまな原因によってその分泌量が少なくなっている状態です。

 口の中が乾いた状態が続くと、不快感だけでなく、会話がしにくくなるほか味覚に異常を感じたり、食物の咀嚼が困難になったりします。むし歯や歯周病が悪化し、口内炎にもなりやすくなります。また、のみ込みにも悪影響を与え、風邪や肺炎をおこしやすくなります。加齢によりその症状はさらに悪化しやすくなります。

 この症状を緩和させるためには、まずご自身で唾液腺や口腔粘膜のマッサージをしてみましょう。唾液腺には耳下腺、顎下腺、舌下腺があります。耳下腺は耳のやや前方の頬、顎下腺は下あごの骨の内側、舌下腺は下あごの先のとがった部分の骨の内側にあります。その3か所を手の指で軽く圧迫するようにマッサージします。また口腔粘膜のマッサージも同様に指を使って、舌の表面や下側、口の中の上あごやほお、唇の内側の粘膜をやさしくゆっくりマッサージしましょう。

 ドライマウスの原因は多種多様です。症状が強い方はかかりつけの歯科医院の受診をお勧めします。

京都府歯科医師会 広報室室員  堂東亮輔

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