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よ坊さんだより・98 歯の種類で献立考えよう

掲載日:2016.03.17

歯には、大きく分けて前歯・犬歯・臼歯(奥歯)の三種類があり、これらにはそれぞれ役割があります。まず前歯は大きなものを嚙み切り一口量にします。犬歯はお肉などを引き裂く歯です。臼歯は穀類をすり潰したり、前歯や犬歯で一口量にしたものをすり潰し飲み込みやくする役割があります。

そこで歯の種類から見た献立を考えてみましょう。乳歯列のお子さんは前歯:犬歯:臼歯の本数の比が212、永久歯列の大人は2145となりますので、乳歯だけの成長期のお子さんの場合は、体を作る野菜やお肉メインで野菜:肉:穀類の比は212、大人はエネルギー源の穀類を増やして214で食事を作るとよいでしょう。6歳ぐらいになると前歯が抜けます。前歯がないと葉物の野菜は嚙み切りにくくなるので、それ以外の野菜を多くするなど、歯の生えかわりを見ながら献立を変えるとお子さんも食べやすくなります。また、離乳食を始めたお子さんでも、離乳食の時期が育児本などに書いてありますが、これはあくまで目安で個人差があります。そこで生えている歯をみて、前歯が生えてきたから、ステックの野菜を、犬歯がはえてきたのでお肉を始めよう、臼歯が生えてきたのでお粥から普通のご飯に、歯が生えそろったから大人と同じ献立にするというようにすると、わかりやすいと思います。またご高齢の方で歯の数が減ってきた場合でも、歯の種類をみて献立を考えてみてはいかがでしょうか。

京都府歯科医師会 学校歯科委員会 副委員長 仲岡 佳彦

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