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よ坊さんだより・97 むし歯予防のために

掲載日:2016.03.03

前回はむし歯予防のためのフッ化物の使用方法として、フッ化物歯面塗布について説明しましたが、今回はフッ化物洗口について説明します。

フッ化物洗口とはフッ化物の水溶液でブクブクうがいを行うことにより、歯に直接フッ化物を作用させる方法です。簡単で費用が安く、生えて間もない歯に比較的高い効果があります。歯科医師の指導のもとに家庭でも行われたり、保育園や幼稚園、小中学校などで集団的に実施されることもあります。

洗口の頻度には毎日法と週1回法があります。毎日法は比較的低濃度のフッ化物の水溶液を使用するので、保育園や幼稚園児に向いています。これに対して週1回法はフッ化物の濃度が毎日法の約4倍となるので、小学生以上の年齢に向いています。

 フッ化物洗口を開始してから生えてきた「新しい歯」は、既に生えてから何年も経過した歯に比べてむし歯予防効果は高くなります。そして洗口期間が長いほど、洗口開始年齢が低いほど、高いむし歯予防効果が得られます。また成人に対してもフッ化物洗口にむし歯予防効果があるというデータがあります。

京都府下の多くの小学校でもフッ化物洗口の事業は行われており良い結果が得られています。フッ化物洗口剤は市販もされていますので、成人の方もむし歯予防のための「フッ化物洗口」をご家庭でされてみてはいかがでしょうか?

京都府歯科医師会 広報室 室員 河合高弘

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