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よ坊さんだより・96 むし歯予防に・・・・・・・・

掲載日:2016.02.18

「むし歯予防のためのフッ化物」という言葉をご存知でしょうか?フッ化物には歯を丈夫にし、初期むし歯の進行を抑え、細菌の活動を抑制することでむし歯を予防する効果があります。フッ化物の使用方法として、歯科医院でフッ化物を歯に直接塗るフッ化物歯面塗布やフッ化物の水溶液でぶくぶくうがいをするフッ化物洗口があります。また最近の歯磨剤(歯磨き粉)のほとんどにもフッ化物が入っており、水道水の中にもフッ化物が濃度を調節され添加されている地域もあります。

フッ化物歯面塗布は、歯が生えて間もない時期に行うことが効果的です。なぜかというと生えた直後の歯は結晶が成熟してないためむし歯になりやすく、その反面フッ化物もエナメル質に取り込まれやすいからです。フッ化物塗布に効果的な期間は、乳歯が生え始める生後半年くらいから第二大臼歯が生えて成熟する2、3年くらいの0歳〜15歳くらいで、年に数回塗布をすると効果的です。

 フッ化物歯面塗布に使用されるフッ化物の濃度は9,000ppmと高い濃度のものを使用するため、安全性の観点から歯科医師が医療機関で処置しなければなりません。

3歳ぐらいまでの幼児や自分で歯磨きができないような高齢者のむし歯対策として、フッ化物の利用はかなり効果的です。むし歯を未然に防ぎ歯の健康を保つために、フッ化物の上手な利用と、歯科医院での定期的なチェックをお忘れなく。

京都府歯科医師会 広報室 室員 河合高弘

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