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よ坊さんだより・80 歯のけがをしたら

掲載日:2015.07.09

子どもの歯のけがは、発生頻度が高く、また事後の影響も残りやすいので、適切な応急処置や症状に応じた対処が必要となります。

歯ぐきから出血している、歯がグラグラしている場合、まず止血を行います。うがいなどで出血部位をきれいにしてから、清潔なガーゼなどで出血部位を押さえて止血を図ります。歯ぐきが切れていたり、歯が折れたり、歯の位置がずれていることもありますので、早めに歯科医院を受診しましょう。

歯が大きく欠けた場合は、歯の神経(歯髄)まで達していることがあります。放置すると痛みが出たり、神経が死んでしまいます。

歯が抜け落ちた場合、条件がよければ歯を元の位置に戻すことができます。一般的に、歯の根っこの組織が生きている短時間のうちに元に戻すと予後がいいといわれています。抜け落ちた歯の根っこの部分はできるだけさわらず、ごしごし洗わないようにし、「歯の保存液」か「牛乳」につけてください。

また、症状が軽い場合でも、しばらくしてから歯が変色したり、歯ぐきが腫れてくることがあります。乳歯の場合は後から生えてくる永久歯に影響を与えることがありますので、定期的にチェックして、けがをした歯の状態と次の永久歯の生え方を長期観察していく必要があります。

これら不測の事態が生じた場合は、早めの対応が治療の予後に影響するため、症状がない場合でも、歯科医院で診察を受けるようにしてください。

京都府歯科医師会 広報室 広報担当理事 石原宗和

 

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