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「歯科診療・ケアで必要な感染対策の基礎知識」研修会開催報告

掲載日:2020.12.03

活動報告

令和2年11月27日(金)、今年度も下京歯科医師会との合同研修会(令和2年度郡市区歯科医師会主催「多職種連携に関する協議会、研修会」)を開催しました。今回は「歯科診療、ケアで必要な感染対策の基礎知識」と題して、京都市立病院副院長で感染管理センター部長を兼務されている清水恒広先生にご講演いただきました。

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COVID-19の感染拡大で2度の延期の末、今回は感染対策を十分に取り、2会場をzoomで結んでの開催となりました。

 

新聞にも取り上げられていたのを気づかれた方もおられると思いますが、HIVなど感染症の患者さんが一般開業医で歯科治療を受けようとされた際に、なかなか受け入れ可能な医院が見つからないと言われています。そこで、そのような時にはどのような対策を講じれば一般開業医での対応が可能か、またその際の注意点などを詳細にかつ大変わかりやすく解説していただきました。

 

理解しているようで十分理解できていない「感染」についての「キホンのキ」からHIV、ウイルス性肝炎についてだけでなくCOVID-19への対応についても大変わかりやすくお話しいただき、大変充実した1時間となりました。講演終了後には両歯科医師会の会長、担当副会長などと清水先生はじめ、地域連携室長兼務の森副院長、地域連携室の中田係長がよりスムーズな病診連携に向けての協議が行われ、今後はさらに情報交換を密にすることを申し合わせました。

 

日頃なかなか聞くことができない一般医科の先生のおはなし、それもタイムリーなテーマを取り上げていただける貴重な機会をこれからも継続していくことが、地区歯科医師会同士や病院との連携の一助になるのではないでしょうか。

 

ご講演いただきました清水先生、本当にありがとうございました。

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来年はどのようなお話しが聞けるか、今から楽しみです。