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「薬剤師会の研修会で『ハグ』してきました?」
掲載日:2019.11.14
活動報告
研修会で「ハグ」?何の研修会?と思われたのではありませんか?
これは11月9日(土)午後3時から開催された中京薬剤師会の研修会での事です。
「ハグ(HUG)」は、H(hinanzyo避難所)、U(unei運営)、G(gameゲーム)の頭文字をとったもので、避難所運営を皆で考えるためのひとつのアプローチとして静岡県が開発したものです。
避難者の年齢や性別、国籍やそれぞれが抱える事情が書かれたカードを、
避難所の体育館や教室に見立てた平面図にどれだけ適切に配置できるか、
また避難所で起こる様々な出来事にどう対応していくかを模擬体験するゲームです。
プレイヤーは、このゲームを通して災害時要援護者への配慮をしながら部屋割りを考え、
また炊き出し場や仮設トイレの配置などの生活空間の確保、視察や取材対応といった出来事に対して、
思いのままに意見を出しあったり、話し合ったりしながらゲーム感覚で避難所の運営を学ぶことができます(静岡県HPより)。
今回は気温12度の雨の土曜日の午後にM8.7の地震が発生したとのことで、
小学校に開設された避難所を運営するという想定で「訓練」を行いました。
昨年の豪雨では実際に中京区内でも避難所が開設されるなど、
いつ、どこで、どんな災害が起こってもおかしくないとは思いながらも、
「まさか」と思っているところもあるのではないでしょうか。
実際に開設するのと「HUG」ではかなり違うところもあるとは思いますが、
「模擬訓練」をすることによって、起こりうる事柄をある程度「想定」することができるようになっておくことができるような気がしました。