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教えて!よ防さん

Yobousan

教えて!よ坊さん・88「資源賢く使い災害時ケア」

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災害時にお口のケアはどうするの?

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災害時、場合によっては避難生活を強いられたり断水によって水不足に陥る可能性があります。それによりお口のケアが不十分になりがちで、慣れない生活により精神的、身体的にストレスがかかり抵抗力が低下することもあります。特に高齢者の場合、お口のケアが不足することで細菌が増殖し誤嚥性肺炎を引き起こすことがあるので注意が必要です。
使える水が少ないときは歯ブラシを少量の水やお茶で濡らして磨き、歯ブラシの汚れはティッシュでこまめに拭き取りながら進めると良いです。お口をすすぐときは、少ない水でも数回に分けて丁寧に行うと効果的に汚れを落とすことができます。液体歯みがきや洗口液もお口を清潔に保つのに効果的です。歯ブラシがない場合は、清潔なハンカチやティッシュを指に巻き歯の表面や歯ぐきの汚れを直接拭き取ります。また唾液にはお口の中をきれいに保つ働きがあるので、耳の下やあごの下を優しくマッサージしたり、キシリトールガムを噛んで唾液の分泌を促すこともお口の中の自浄作用を高めるのに効果的です。入れ歯を使用している場合はできれば毎食後、少なくとも1日1回は外してウェットシートなどで汚れを拭き取るようにしてください。就寝時は外すことが望ましいです。
非常用持ち出し袋には歯みがきセットだけではなく、液体歯みがきやウェットシート、義歯洗浄剤・義歯ケースなどを備蓄しておくことが大切です。日頃からの準備と限られた資源を賢く使う知恵が災害時の健康を守る鍵となります。

<回答=京都府歯科医師会広報担当理事 花井眞希 >

※「よ坊さん」は日本歯科医師会のイメージキャラクターです。

「毎日新聞京都版・令和8年8月21日」