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教えて!よ防さん

Yobousan

教えて!よ坊さん・85「健康や成長に効果 よくかんで食事を」

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食事の時にしっかりかむことって、そんなに大切なの?

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まず、しっかりかんで食べることで唾液の分泌が促進されます。唾液は食べかすや口の中の細菌を洗い流す効果があるので、細菌が原因のむし歯や歯周病になりにくくなります。また、よくかむことで唾液中の消化酵素の分泌も増えますので、消化の吸収を助けて胃腸の負担をやわらげることになります。そして、しっかり味わいながらかむことで満腹感を得やすくなり、食べ過ぎの防止、ひいては肥満防止につながります。肥満防止は生活習慣病の予防につながるというわけです。

 このほか、よくかむことで口の周りの筋肉が発達します。筋肉の発達によって、顔の表情が豊かになり、発音がはっきりします。また、脳への血流の量が増え、脳に送られる酸素や栄養の増加につながります。さらに、かむことに伴う刺激が脳に伝わることで、脳細胞の活性化にもつながるとされています。脳の成長や機能維持に関わりがあると考えられています。

 このように、食事の時によくかんで食べることは、健康や成長にとても大切な効果を生み出しています。逆に、かむ力、飲み込む力が低下した状態をオーラルフレイルと呼び、心身の衰えにつながっていくと言われています。健康な毎日を過ごすうえで、しっかりかんで食べることができる状態がとても重要になりますので、定期的な歯科健診によって歯を健康に保ちましょう。

                                  <回答=京都府歯科医師会・広報室次長 大澤直也 >

※「よ坊さん」は日本歯科医師会のイメージキャラクターです。

「毎日新聞京都版・令和8年5月22日」