教えて!よ坊さん

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教えて!よ坊さん・4 親知らずは状況見極めて

掲載日:2019.08.23

 Q

 親知らずが生えてきました。日々、どんなことに気をつければいいでしょうか。

A

 親知らずは、20歳前後に生えてくる最も奥の歯です。中央から上下左右それぞれ、数えて8番目の歯のことで、「第三大臼歯」「智歯」とも呼ばれます。生えてくる場所がとても狭く、奥まっているため、手入れがしにくく、トラブルが多いという特徴があります。

 まず、一部だけが見えていたり、一つ手前の歯の根元付近に斜めに生えている親知らずは、食事の後に食べかすがよくたまります。このような状態では十分な歯磨きができません。不衛生な状態が続き、むし歯になりやすいだけでなく、口臭の原因となったり、歯周病にもなりやすくなります。さらに、上下で正しく噛み合っていないと、手前の歯を押して歯並びを乱してしまう可能性もあります。

 このように「噛む」という機能を果たしておらず、役に立っていない、むしろ身体にとってマイナスの影響を及ぼしている親知らずは抜歯するのが望ましいでしょう。

 一方、まっすぐに生えていて、上と下の歯がしっかりかみ合っている親知らずはそのままで大丈夫です。日ごろの手入れをしっかりと継続してください。

 いずれにしても親知らずの状況を見極めることが大事です。ご心配な方は、一度かかりつけの歯科医院を受診して、相談されることをお勧めします。親知らずも、日ごろのお口の中のケアが大切であることは言うまでもありません。                           

    京都府歯科医師会 広報室室員 堂東 亮輔

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