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教えて!よ坊さん・28 長引く口内炎 一度受診を

掲載日:2021.08.20

Q 

 口内炎があるのですが、そのままで大丈夫でしょうか?

A
 症状が2週間以上続いている場合は、一度かかりつけの歯科医院でみてもらいましょう。

 口内炎のうち、もっとも一般的で多くみられるのが「アフタ性口内炎」です。唇、ほお、歯ぐきや舌、上あごなど、口の中の粘膜すべてにみられます。比較的はっきりとした丸い形で、表面は白っぽい膜で覆われ、その周りが赤くなっているのが特徴です。

 原因はストレス、疲労、睡眠不足など、免疫力が低下した場合などにできることが多く、通常1~2週間程度で自然に治癒する比較的症状の軽い口内炎です。

 一方、ヘルペスウイルスが原因で発症するのが「ヘルペス性口内炎」です。最初の感染は生後6ヶ月から3歳までの乳幼児期に多く、感染すると数日潜伏してから発症します。口の周りに水泡がみられ、それらがつぶれて口内炎になります。炎症で赤く腫れ、多くの場合発熱や激しい痛みを伴います。乳幼児の場合は食事量が減ることも多いので、特に脱水症状に注意が必要です。

 いずれの口内炎の場合も、治療に共通しているのは、口の中を清潔に保つことです。しっかりと睡眠を取り、ストレスを解消するなど規則正しい生活習慣も重要です。また、これらの口内炎の他にも、自己免疫疾患などの全身疾患が原因でみられる口内炎や、ただの口内炎と思っていたものが「がん」である場合もあります。いずれの場合でも、2週間以上改善しない場合は、かかりつけの歯科医院へどうぞ。

京都府歯科医師会広報室室員 堂東亮輔

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