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よ坊さんだより・79 動物の歯

掲載日:2015.06.25

今回は動物の歯についてお話させていただきたいと思います。

我々哺乳類は、大きくは肉食、草食、雑食などと分類されることがあります。肉食動物は、特に犬歯がよく発達しています。奥歯も尖ってハサミのような咬み合わせになっています。これらは肉を裂いたり、骨をかみ砕いたりしやすい形状をしています。獲物をとらえ、敵と戦うときの武器になる鋭い犬歯を持ち、大きな肉をかみ切る時は前足で肉を押さえ、口を横にして奥歯をハサミのように使います。筋肉もよく発達していて、あごの力も強いです。

それに対して草食動物では、犬歯よりも門歯(前歯)がより発達しています。また奥歯は大きく平らで臼のような形をしています。門歯で草を食いちぎり、あごを前後左右に動かして奥歯ですりつぶします。キリンやウシの仲間は、上顎の門歯がなく、代わりに堅い歯茎(歯板)があって、下顎の門歯とぶつかります。これはまな板と包丁の関係に似ています。

雑食動物の歯は、肉食動物と草食動物の中間的な形をしていて、両方の特徴を持ち、平均的に発達しています。前歯で食べ物を噛み切り、奥歯ですりつぶすといった具合です。

私たち人間は、この雑食にあたり、肉食と草食の良い点を併せ持っています。しかし、むし歯や歯周病になると、歯は十分な働きをしてくれません。歯や歯ぐきが悪くなる前に、かかりつけ歯科医院でチェックを受けましょう

京都府歯科医師会 広報室 久米博文

 

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