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[歯科衛生士連携研修会]

掲載日:2019.09.25

活動報告

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 9月18日(水)20:30よりスペースGにて歯科衛生士連携研修会スキルアップセミナーを開催しました。
今回は「訪問歯科衛生士の現状と本音」と題し、講師は日本歯科衛生士会 摂食嚥下リハビリテーション認定 京都府糖尿病療養指導士 吉本美枝先生をお迎えし、ご講演頂きました。
4つの項目にわけて説明して下さいました。
①歯科衛生士の現状として、現在京都府では約二千人の歯科衛生士が常勤、非常勤として歯科医院、訪問、保健所などで勤務し、常勤8時間、非常勤3時間以上5時間未満で就労されています。
②就労条件について、京都府や他府県の常勤、非常勤の時給事情や、就職先を探すためにハローワークなどの就職支援するところに登録や、知人などの紹介があげられます。数件の歯科医院を非常勤として勤務している衛生士は複数の歯科医師や多くの様々な症例の患者と関わる事で経験を重ねていくとの意見もあるようです。
③口腔サポートセンターのアンケート結果について、
90歳代の高齢者の方が多く居宅され、口腔機能、摂食機能の向上を目的とした口腔ケアを受けておられます。ブラッシングなどで口の中を清潔に保つことが口腔器官の運動の向上につながるとの事です。
④口腔健康管理について、歯科治療、口腔衛生管理、口腔機能管理の効果を向上するには、歯科医師、衛生士の連携が大事と話されていました。
衛生士自身の生活環境の変化で一時衛生士の仕事を離れても、衛生士として働き続けたいと思っている割合が多く、高齢者施設や障害者施設などにも勤務希望が増加傾向にあり、歯科医師の勉強会やセミナーなどの出席希望する方もおられるとの事です。
歯科医師と衛生士がこれからも連携を深めていく為に
このような研修会は大変有効だと思われます。