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よ坊さんだより・99 学校歯科健診の役割

掲載日:2016.03.31

学校で行われる健康診断は、児童・生徒の健康状態と成長を把握する上で大変重要な意味があります。今年の4月から社会環境や生活様式の変化に合わせ、約20年ぶりに学校健康診断の内容が見直されます。

学校で行なわれる歯科健康診断は、「健康志向」の観点から児童・生徒の疾病リスクをスクリーニング(ふるいわけ)し、子どもたちの健康状態を把握するという役割と、健康課題を明らかにして健康教育に役立てるという役割があります。

学校健康診断をより効果的に行うために、事前に児童・生徒の発育、健康状態などに関する「保健調査」を実施し、学校健康診断に役立てるようにしています。

学校歯科健康診断後の事後措置の一環として、学校から「歯・口腔健康診断結果のお知らせ」が児童・生徒の保護者に渡され、治療や観察、指導が必要な点などを連絡します。このお知らせには、健診結果を児童・生徒が自分の健康課題と捉えて自ら解決する力を身に付けるように支援する役割もあります。また、かかりつけ歯科医、さらに専門医などへの受診を促す連携体制を構築することによって、児童・生徒の健康増進に役立てることができるよう、関係者間の連携強化も大切です。

 

学校歯科健康診断の結果を、その後の適切な歯科治療や健康教育につなげていけるように、子どもたちのプライバシーの確保に十分留意しながら、学校、学校医、学校歯科医、家庭、地域等が連携して、子どもの健康課題の解決に役立てていきましょう。

京都府歯科医師会 学校歯科担当理事 小川喜生

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