よ坊さんだより

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よ坊さんだより・145 むし歯と歯周病と細菌

掲載日:2018.01.11

地球の誕生は、今から約46億年前と言われています。細菌が誕生したのは、約38億年前で、人類が誕生したのは約700万年前と言われていますので、地球上では細菌の方が大先輩となります。今日でも細菌は日々進化しており、地球上のあらゆる所に存在しています。無論、私たちの身体(口・食道・胃・小腸・大腸など)に常在菌として定着しています。
   「口」に焦点を当ててみると、病原菌の大半は口の中から入ってきており、口は病気から身体を守る、最初の「関所」として、非常に大切な役割をしています。口の中は、300700種類の細菌が生息しており、歯をよく磨く人で10002000億個、ほとんど磨かない人では1兆個もの細菌がいています。
   全てが悪い菌ではないものの、日々のブラッシングが重要で、正確に磨けていなければむし歯菌や歯周病菌が繁殖します。特に、歯と歯ぐきの境目の溝(歯周ポケット)が深い場合、歯ブラシの毛先が入りにくく、酸素を好まない細菌が強い毒素を出して歯周病の進行を早めてしまいます。
 むし歯や歯周病は、細菌による感染症であり、むし歯になりやすい方、歯ぐきからよく出血しやすい方は菌のバランスが崩れている可能性があります。体調を整え、口の中を清潔に保つようにしなければいけません。そのためには日々の正確なブラッシングが重要です。定期的に歯科医院で口の中をチェックしてもらい、口のケアを受けられることをお勧めします。
   長く健康でいられるためには、むし歯や歯周病を予防することが一番の近道なのです。                                                                                                                京都府歯科医師会 広報室室員 新田陽平

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