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よ坊さんだより・141 後期高齢者歯科健診

掲載日:2017.11.16

 皆さん、後期高齢者歯科健診をご存知でしょうか?
健診の対象者は後期高齢者になった75歳の方々です。75歳を過ぎても生活の質を保ち、健康で豊かな生活を送るためには、食生活は重要な要素です。その食生活に大きく影響を与えるのが口腔の健康であり、この口腔機能(上手に噛んだり、飲み込んだりすること)の低下を予防し、健康の保持増進につなげることを目的としています。京都府では、長岡京市、宇治市、亀岡市、舞鶴市においてこの後期高齢者歯科健診を行っています。
 一般の歯科健診の場合、むし歯、歯ぐき、歯垢(しこう)、歯石、歯並び・噛み合わせ、口の中の粘膜の病気のチェックなどを行います。さらにこの後期高齢者歯科健診の場合、多くの自治体では嚥下機能(上手にのみ込むこと)の評価を行います。嚥下機能が低下すると、低栄養となって体力や筋力の衰え、時には死につながる誤嚥性肺炎などの病気を誘発しやすくなります。
 嚥下機能の低下を予防するためには、嚥下訓練が必要となります。例えば首の体操、肩の体操、口の体操、舌の体操、発音練習や唾液腺マッサージといった口腔機能訓練を行うことで、誤嚥のリスクを減少させることができます
 最近むせたり喉につかえたりすることが多くなった、飲み込みにくくなったなど症状が気になる方で対象の方は、ぜひ後期高齢者歯科健診を受診ください。 京都
府歯科医師会広報室室員 森下 徹

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