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よ坊さんだより・131 保険適用のクラウン

掲載日:2017.07.06

 歯にかぶせるかぶせ物をクラウン(冠)と言います。クラウンは歯を全周削って型どりをした後、歯科技工士が作製し、次の通院時につけます。大きいむし歯や神経をとった後にすることが多い治療法です。今回は保険適用のクラウンについて説明します。
 保険適用のクラウンで使用する金属は「金銀パラジウム合金」です。保険適応の場合には、基本的に奥歯はかぶせ物全体が金属の「銀歯」になります。金属なので強度は高いですが、銀色なので見た目が良くなく、まれに金属アレルギーの原因となることもあります。 前歯に使われる保険適用の白いかぶせ物を硬質レジン前装冠と言います。内面は金属で、外から見える前面にレジンという白色の材質が貼り付けられているクラウンです。内面が金属なので強度が高いですが、透明感は無いため、保険適用外のセラミックの被せ物と比べると審美性はあまり高くありません。
 最近では小臼歯(前から4番目、5番目の歯)に白色の被せ物であるハイブリッドCAD/CAMクラウンというものが保険適用になりました。これはレジンのブロックを機械で削り出して製作するものです。白色のかぶせ物ではありますが保険適用外のセラミックのかぶせ物に比べると審美性はあまり高くなく、長期間の使用で徐々に変色したり擦り減ったりする可能性があります。歯科医院によっては取り扱っていない医院もあり、また認可を受けた特定の材料しか使えません。
 このように保険治療の被せ物にも種類がありますので、治療の際にはぜひかかりつけの歯科医院でご相談ください。                  京都府歯科医師会 広報室 室員 河合高弘

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