よ坊さんだより

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よ坊さんだより・129 「歯式」で分かる歯の状態

掲載日:2017.06.12

 歯科健診を受けられた方なら健診中に先生が口にしている専門用語を聞いたことがあると思いますが、何を言っているかご存知でしょうか?これは「歯式」と言うもので、歯科固有の歯の呼び方を用いて健診表や治療記録のカルテに歯の状態を書き表しています。「歯式」を見ればどこに歯が残っていて、その歯が現在どのような状態かがわかるようになっています。
 歯には前歯から順に左右それぞれの方向へ1本ずつ1番、2番・・と番号が振られています(乳歯の場合はA、B、C・・)。そして、それぞれの歯がどのような状態になっているかを示す記号を記載していきます。
 むし歯になっていなくて、歯科的処置もされていない健康な歯は健全歯といって「/」、むし歯であれば「C」と記載されます。ただしむし歯には初期のむし歯から重度のむし歯まであり、どのステージであっても「C」と記載されますので「C」と記載があれば歯科医院に相談してください。
 次に歯科的処置がされている歯のことを処置歯といい「○」と記載されます。白い樹脂のようなコンポジットレジンを詰める治療法や金属の詰め物(インレー)、金属の被せ(クラウン)など様々の治療法があります。
 そして失った歯は欠損歯といって「△」と記載され、その欠損歯の部分を入れ歯やブリッジやインプラントで補った歯は欠損補綴歯といって「○△」と記載されます。
 ご自身のお口の中のことにより理解が深まりますので、ぜひ健診中の先生の言葉にも意識を傾けてみてください。                     京都府歯科医師会広報室室員 森下 徹

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