よ坊さんだより

  1. HOME > 
  2. よ坊さんだより > 
  3. よ坊さんだより・121 妊娠中から「歯育て」を

よ坊さんだより・121 妊娠中から「歯育て」を

掲載日:2017.02.10

 皆さん、乳歯ができる時期はいつ頃かご存知ですか?赤ちゃんの歯は妊娠中にでき始めます。正確には妊娠7週目ごろから乳歯の芽がつくられ、永久歯も妊娠4カ月ごろにはでき始めます。ですので、妊娠中は生まれてくる赤ちゃんの歯にとっても非常に大事な時期となります。
 歯が丈夫に育つために、妊娠中のお母さんは摂取する栄養バランスに気をつけなければいけません。歯の栄養には、カルシウムだけではなく、たんぱく質・リン・ビタミンA・C・Dの栄養素を含む食品をバランスよく摂取することが大切です。たんぱく質は歯の基礎となり、カルシウムとリンは歯の石灰化のための材料となります。また、ビタミンAは歯の表面のエナメル質の土台に、ビタミンCはもう一層下の象牙質の土台となり、ビタミンDはカルシウムの吸収を良くしたり石灰化の調整役となります。
 このビタミンDは日光浴によっても体内で合成されます。最近ビタミンD不足が原因で足の骨が変形し、歩行しづらくなることもある「くる病」が乳幼児の間で増えています。母子ともにあまり日光に当たらなくなり、また日焼け止め製品が優秀になったからとも言われていますが、カルシウムの吸収をよくする働きがあるビタミンDは食品からだけでなく、一日のうち少しでも太陽を浴びることで摂取することも大切です。
 生まれてくる赤ちゃんのためにも妊娠中から「歯育て」をし、気になることがあればかかりつけの歯科医院にご相談ください。
                          京都府歯科医師会広報室室員 森下  徹

 

 

京都府歯科医師会 会員専用ページ
入会のご案内