よ坊さんだより

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よ坊さんだより・111 ウィンタースポーツと口

掲載日:2016.09.16

  日本勢の活躍に沸いた夏のオリンピックは閉幕しましたが、スノーボード、スキー、モーグル、リュージュなどのウインタースポーツでも日本勢の活躍が期待されています。選手が色鮮やかなマウスガードを着けている映像を目にすることも多いと思いますが、歯科医師がサポートしている場面も少なくありません。
  スキーなどは脚力が重要と考えられていますが、ターンや着地の際、首にかかる負担が大きく、実は適切なかみ合わせが衝撃の緩和に寄与しています。また、転倒で歯を折ってしまうことも多いため、多くの選手がマウスガードを着用しています。
   また、アイスホッケーは全てのウインタースポーツの中で、唯一マウスガードの着用が義務化されています。アイスホッケーのパックの衝撃の強さはどのくらいだと思いますか。現在日本球界最速投手であるプロ野球日本ハムの大谷投手の最高球速は164キロ(ボールの重さ約145グラム)ですが、アイスホッケーのパックの最高時速は何と178キロ(重さ156~170グラム)もあるのです。
  こういった衝撃から歯を守ることも大事ですが、基本となるのは歯と歯ぐきが健康であるとことです。むし歯で穴があいていると、軽い衝撃でも歯が割れてしまいますし、歯周病で歯がグラグラしていると体のバランスに悪影響を与えます。一般の方はスポーツを健康のためにされる方が多いと思いますが、トップアスリートは口が健康であることが好成績を収める前提となっています。京都府歯科医師会はトップアスリートの口の健康も守っています。
                                                                                 (京都府歯科医師会広報室室員・石橋淳)

 

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