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多職種による口腔支援実践研修会

掲載日:2017.08.30

  8月25日(金)、午後8時15分より京都府歯科医師会館で多職種による口腔支援実践研修会を開催しました。

医療法人永寿会陵北病院歯科診療部長の阪口英夫先生を講師にお招きし、「人生の最終段階における口腔管理」と題して“歯科”と“看取り”についてご講演いただきました。

  前半は口腔ケアの起源についての解説があり、口腔ケアには“Mouth care”と“Oral care”があることが紹介されました。

“Mouth care”はバージニア・ヘンダーソン看護師が最初に提唱されました。

指示通り開口しない人の口腔ケアはとても難しく、患者の口腔内の状態は看護の質を最もよく表すものであるとのことでした。

一方、“Oral care”はコロンビア大学のオースチン・キャッチャー教授によって提唱されました。キャッチャー教授は歯科医師であるとともに口腔内科学と死生学(Thanatology)の第一人者であり、最後の日まで最小限の不快と最大限の尊厳がもたらされるように、と説かれました。

 

  後半は人生の最終段階における口腔管理について解説がありました。阪口先生の勤務する病院はほとんどが介護療養型病床であり、退院理由の大半が死亡によるもので、まさしく人生の最終段階を迎える場所です。多くの看取りをしていく中で、意識障害・栄養障害・循環障害・顎関節脱臼・口腔粘膜疾患・顎骨壊死・口腔内出血、それに義歯に関する問題などが取り上げられました。

  歯科医師・歯科衛生士のみならず、医師・看護師ら70名以上が受講し、会場の多目的室は立ち見が出るほどの盛況ぶりでした。

 

 主催:下京歯科医師会・口丹波歯科医師会        共催:京都リハビリテーション歯科勉強会

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