下京歯科医師会

下京歯科医師会の活動報告

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下京地域保健スキルアップセミナー

掲載日:2017.10.18

 10月16日(月)、午後8時30分よりスペースGにて平成29年度地域保健推進事業の下京地域保健スキルアップセミナーを開催しました。下京歯科医師会では昨年も4回シリーズの訪問診療に関するセミナーを地域保健部が主催しており、今回は今年度の第一回目ということになります。昨年は主に下京歯科医師会会員が参加していましたが、今年は他地区歯科医師会の歯科医師、医師、薬剤師、看護師、介護支援専門員、包括職員ほか40名が参加し、熱気にあふれていました。

訪問診療のエキスパートである柳堅徳医師を講師にお招きし、「歯科医が在宅の現場で活躍するための具体的方策について」と題して歯科の訪問診療について医師の立場からご講演いただきました。

 まず訪問歯科の現状についてお話しいただきました。厚生労働省の調査によると、要介護者の74.2%に何らかの歯科治療が必要ですが、実際に治療を受けているのは26.9%でしかないようです。人数にすると約255万人の人が必要な歯科治療を受けていないことになり、早急に何とかしなければならない状態です。

 次に訪問歯科を始める際の段取りやスタッフの教育方法について具体的にお話ししていただきました。柳先生の弟さんが歯科医師ということもあり、わかりやすく説明していただきました。特に一般外来診療と訪問診療を両立させるための方法や、一緒に訪問診療に回ってくれるスタッフ(主に歯科衛生士)のモチベーションのあげ方などは非常に参考になりました。

 在宅訪問医師に訪問歯科診療を多職種に向けて語ってもらうという斬新なテーマでしたが、ご自身の訪問診療の経験から訪問歯科診療を成功に導くヒントを沢山与えて頂きました。

 講演後は柳先生と多職種によるフリートークを実施しました。限られた時間の中で積極的な質疑応答で、中には会場が爆笑するような発言もあり和気藹々とした雰囲気でした。

下京歯科医師会では今後もこういったセミナーを定期的に開催し、歯科医師の研鑽の場として社会に貢献できるよう活動していきます。

 

主催:下京歯科医師会

多職種による口腔支援実践研修会

掲載日:2017.08.30

  8月25日(金)、午後8時15分より京都府歯科医師会館で多職種による口腔支援実践研修会を開催しました。

医療法人永寿会陵北病院歯科診療部長の阪口英夫先生を講師にお招きし、「人生の最終段階における口腔管理」と題して“歯科”と“看取り”についてご講演いただきました。

  前半は口腔ケアの起源についての解説があり、口腔ケアには“Mouth care”と“Oral care”があることが紹介されました。

“Mouth care”はバージニア・ヘンダーソン看護師が最初に提唱されました。

指示通り開口しない人の口腔ケアはとても難しく、患者の口腔内の状態は看護の質を最もよく表すものであるとのことでした。

一方、“Oral care”はコロンビア大学のオースチン・キャッチャー教授によって提唱されました。キャッチャー教授は歯科医師であるとともに口腔内科学と死生学(Thanatology)の第一人者であり、最後の日まで最小限の不快と最大限の尊厳がもたらされるように、と説かれました。

 

  後半は人生の最終段階における口腔管理について解説がありました。阪口先生の勤務する病院はほとんどが介護療養型病床であり、退院理由の大半が死亡によるもので、まさしく人生の最終段階を迎える場所です。多くの看取りをしていく中で、意識障害・栄養障害・循環障害・顎関節脱臼・口腔粘膜疾患・顎骨壊死・口腔内出血、それに義歯に関する問題などが取り上げられました。

  歯科医師・歯科衛生士のみならず、医師・看護師ら70名以上が受講し、会場の多目的室は立ち見が出るほどの盛況ぶりでした。

 

 主催:下京歯科医師会・口丹波歯科医師会        共催:京都リハビリテーション歯科勉強会

修徳職員研修

掲載日:2017.05.31

 5月18日(木)修徳職員研修を実施しました。この事業は当初衛生士会の事業でしたが、歯科医師会の事業として継続し、今回で15年目になりました。

講師は下京歯科医師会の伊藤先生と下村先生で、口腔機能及び歯科疾患(う蝕・歯周病)の基礎、口腔ケアの必要性と基本手技について講義しました。そして、介護職の日常業務が効率的に口腔ケアを実施するためのヒントとなることや原始反射等による開口困難な利用者の口腔ケア手技の説明を行いました。

参加者は、介護部長、管理栄養士、デイ看護師、特養看護師2名、デイ生活相談員、短期ケアワーカー、特養ケアワーカー3名、衛生士会、歯科医師2名(下京歯科医師会の西村会長と宅間先生)で、今回は看護師の参加が多く関心の高さが窺えました。今後は区内の他施設にもこのような事業を広めていきたいと思っています。

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