中京歯科医師会

中京歯科医師会の活動報告

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中京区在宅医療センター研修会に参加しました。

掲載日:2018.03.28

平成30年2月17日(土)午後2時から「地域包括ケア時代の中京区在宅医療連携を考えるワークショップ」兼「中京区在宅医療センター研修会」が行われました。

 

今回は、「認知症ライフサポート~この街で自分らしく暮らし続けるために~」をテーマに医師、薬剤師、訪問看護師、地域包括支援センターや居宅介護支援事業所のケアーマネージャーそして私たち歯科医師など多職種の方々が参加しグループワークを行いました。

 

まず、ある在宅事例をもとに「その人はどういう人」をテーマとしたグループワークです。
困っていることは?どんな思いをもっている?どんな生活を望んでいる?などについて活発な意見交換を行い、それを元に医師の先生から解説がありました。
次に、「それぞれの立場で何ができるか」「もっと早い時期なら何ができたか」をテーマとしたグループワークです。
これからの対応を考える上でご本人の生い立ちや今の状況に至るまでの経過を知ることを忘れてはいけないこと、多職種の人間がそれぞれの眼から見ることでより一層理解を深めることが出来る、地域で生活している方の変化を多職種の人間がそれぞれの立場から早く気付くことで少しでも早く手を差し伸べることが出来る事を学びました。

 

いつも守っておられた診療予約を忘れるようになられた患者様、きれいにブラッシングしてこられていたのに最近汚れたままの義歯が装着されている患者様など歯科診療所での患者様の変化に気づけるように目を配る必要があると強く感じた研修会でした。

第30回京都府歯科医学大会に中京歯科医師会から参加しました。

掲載日:2018.03.05

平成30年2月25日(日)京都府歯科医師会館で「第30回京都府歯科医学大会」が多数の参加を得て開催されました。

 

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 安岡良介京都府歯科医師会長の挨拶の後、
中村匡学術部理事(中京歯科医師会)の司会進行で口演発表が行われました。
中京歯科医師会からは先ず、横田幸治先生が「上顎洞に関連した合併症症例の臨床的検討」と題し講演されました。
上顎洞への歯根迷入を避ける方法などが分かりやすく解説されました。

 

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河野亘先生からは「食感を示すオノマトペから考えられる将来の展望」と題し講演されました。
日本語に豊富なオノマトペに着目し、京都府立大学での講義活動、調理学校関係へ歯科概念の参入の必要性・可能性が報告され、様々な反響を呼んだ。「オノマトペ」の権威である窪薗晴夫先生の内容に通じる非常にユニークな切り口の食と歯科や口腔内環境との関係に参加者は熱心に聞き入っていました。

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次に、岩見行晃学術部副委員長の司会進行で、
山本博充先生が「当院における歯根端切除術の臨床的検討」と題し
非常に綺麗な治癒を得られた症例を発表されました。

 

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学術部企画講演では、長崎市開業の角町正勝先生が、「翼を大きく嫋(たお)やかに ~新たな風を歯科はどう受け止めるか~」の演目で各歯科医師の今後の超高齢化社会への貢献はどうあるべきか、実際の現場のお話や、介護保険に遅れないように政治的に活動されたお話など興味ある内容で皆聞き入っていました。

 

その他、17の企業協賛により最新の歯科商品の紹介、唾液検査の有用性の報告など内容盛り沢山。
活発な質疑応答が繰り返され、参加者にとって大変有意義な一日となりました。

 

「周術期口腔機能管理」ってご存知ですか?

掲載日:2018.01.09

周術期とは、手術日を含めた手術前後の時期の事です。
周術期口腔機能管理とは、周術期における口腔内の細菌コントロールや口腔機能の悪化予防や維持を行おうとするものです。

 

口腔に存在する歯垢には非常に多くの細菌がおり、その量は歯垢1gあたり1億個以上とも言われます。ガン治療をはじめ全身麻酔による手術では口から気管チューブが挿入されます。その際に口腔内の細菌を肺に押し込み生じる肺炎や気管支炎、また動揺している歯の脱落や飲み込みの危険もあります。化学療法や放射線療法の施術後には口腔粘膜炎(口内炎など)や唾液減少による口腔乾燥によって摂食障害が生じます。そういった事を避け、安心して手術に臨んでもらえるよう手術前後に行われるのが周術期口腔ケアです。ブラッシング指導、歯石除去や動揺歯の固定などの歯科処置が行われます。全身への治療をスムーズに進めまた、入院日数の短縮にもつながるのではと期待されています。

 

11月24日(金)の診療後、今回は中京だけでなく下京歯科医師会の先生方と合同で「周術期口腔機能管理の実際」と題した研修会が行われました。講師は、京都市立病院地域医療連携室の三上氏、三菱京都病院歯科口腔外科部長の久保田先生、西京歯科医師会の澤田先生です。

 

最初に京都市立病院の地域連携の取り組みを紹介頂きました。続いて三菱京都病院、病院歯科がそのような事を行っているのか、周術期の取り組みの紹介や他科との連携について、また周術期の患者さんを診察する際に注意すべき事について詳しく解説頂きました。最後に西京歯科が実際に取り組まれている三菱京都病院と京都桂病院との連携、具体的かつ工夫されたシステムについて講演頂きました。

 

今後、中京・下京歯科医師会での取り組みに大変参考になるご講演ありがとうございました。

 

 

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